すがぬま鍼灸院ができるまで。シリーズ第3弾!
今回は外の立て看板の設置です。
この作業が一番大掛かりでした。
穴掘り
看板を建てるにあたって、穴掘りが一番の重労働になります。
穴を掘るという作業は、大筋群にかなり負荷がかかるので、ダイエットやトレーニングに最適です。
せっせと立て看板予定地に穴を掘ります。
汗だくになりながらも、ひたすら掘り進めます。
土嚢を作るため、袋に掘った土を詰めていきます。
もういいかな?
と、思ってもまだまだ掘り進めます。
汗が滝のように流れても、まだまだ掘り進めていきました。
へっぴり腰になって、へばってきたところでようやくOKが出ました。
カッティングシート貼り
次に屋号になる「すがぬま鍼灸院」のカッティングシートを貼っていきます。
職人さんがカッティングシートの位置を決めていきます。
毎度感心してしまうのですが、ミリ単位で文字のバランスを取っています。
そして、貼り付けていきます。
ヘラを使って、空気が入らないように丁寧に貼り付けていきます。
自分の院の看板の屋号を自分で貼り付けてみたい衝動に駆られましたが、完成予想が恐ろしいので辞退しました。
「鍼灸」という文字は点が多く、カッティングシートを貼る際に上手く張り付かなことが多いので、難易度が高いそうです。
高難易度な文字にも関わらず、完璧に仕上げてくれました。
職人技です。
建て付け
看板をみんなで持ち上げ、私の汗と体力を大量消費して掘った穴に看板を建て付けていきます。
看板は穴掘って、建て付けて終了かと思っていましたが、ここからが大変なようです。
せっかくの看板が傾いていたり、曲がっていたりすると見映えが悪くなってしまいます。
平衡器を使って平行を出して、微調整を繰り返していきます。
看板の足下を固定するためのセメントを混ぜていきます。
これも自分で混ぜたい衝動に駆られましたが、しっかり混ざらないとセメントが固まらないため、辞退しました。
セメントを流し込み、土を被せていきます。
ついに完成
作業すること7時間。
ついに完成しました。
看板には内部にLEDが仕込まれています。
ブルーのグラデーションが夜道も明るく綺麗に照らします。
すがぬま鍼灸院の外装が整いました。
これで患者さんを迎え入れる準備は整いました。
今回、まさか自分の院の看板を付ける作業に携われるとは思いませんでした。
自分で作業すると、より感慨深いものがあります。
すがぬま鍼灸院は99%私の友人、知り合い、勤務先での繋がり、
など、なんらかの形で私と接点がある人達の協力で形にすることができました。
私自身の頑張りは今回お世話になった人達の頑張りと比べたら、1%くらいでしょう。
人との繋がりは大切だと改めて思いました。
私は鍼灸治療しかできませんが、お世話になった人達に恩返しすることが人生においての目標の一つになりました。
鍼灸師菅沼賢、鍼灸道第二章まもなくスタートです。